千葉県松戸市の司法書士・行政書士 沼澤事務所（土日も対応）

相続とは、亡くなられた方（被相続人）の権利義務が特定の者（相続人）に承継されることを指します。
相続は被相続人の死亡によって開始し、それに伴い様々な手続が発生しますが、その概要は、以下のようになります。

・相続人の確定
・相続財産調査
・遺言書の有無の確認・遺言書検認手続
・被相続人の所得税申告手続（税理士）
・遺言書がない場合の遺産分割協議
・相続財産の名義変更手続
・相続税の申告手続（税理士）

遺言書とは、被相続人（亡くなった方）が法律の定めと異なる相続の配分を生前に希望するときに作成するものです。
遺言書がない場合には、民法の定めに従って相続人に配分されます。
遺言は、そうした被相続人の最終意思を尊重する制度であり、遺産を誰にどのように配分するかを自由に定めることができます。
しかしながら、法定相続人には、遺留分があるため、これを侵害するものについては、争族の種となる可能性があります。
遺留分とは、被相続人の兄弟姉妹以外の法定相続人が保有する権利であり、被相続人の遺産から最低限の取り分としての一定割合です。